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IIIF Manifest
鈴身は白銅、鈷と把は青銅で別鋳されている。鈴は肩に三重弁の八葉蓮弁を飾り、鈴身部に子持三条あるいは二条の鈕帯を五重にわたってめぐらし、裾は大きく張り出し駒爪部が厚く作られている。鈷部の鬼目は横長で、その上に二重弁の八葉蓮弁を二条の鈕帯で約している。鈴身の裾が張り、紐帯が幾重にもわたること、また脇鈷がすぼまる形状や形式化した蓮弁の形など室町時代の特徴をよく表わしている。
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