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もと法隆寺舎利殿(しゃりでん)内部に須弥壇(しゅみだん)を囲むように西・北・東の壁面に配されていた障子絵で、舎利殿屏風(しゃりでんびょうぶ)ともよばれる。
貞治3年(1364)に舎利殿の厨子(ずし)が新造され、そのころ内部の改築も行われていることから、本図は制作もほぼその頃と推測される。江戸時代に、壁画よりはずされ、屏風に改装されたが、その際大幅な切り詰めと錯簡(さっかん)が生じた。名君に忠誠を尽くした賢者を描いた一種の鑑戒画(かんかいが)で、スト-リ-は左から右へと展開している。後世の補筆が多いものの、南北朝時代の数少ない障壁画の遺品として貴重である。
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