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- (指定名称)定窯白磁金彩雲鶴唐草文碗
- 定窯 (ていよう)
- 伝朝鮮出土
- 1口
- 高5.6 口径17.6 高台径3.9
- 北宋時代・11~12世紀
- 東京国立博物館
- TG-2919
- 井上恒一・冨美子氏寄贈
白化粧を施した白磁碗に金箔で雲鶴文、唐草文があらわされている。北宋時代に定窯(現在の河北省定州市)で生産された白磁碗である。金箔文様を施され、いわゆる「金花(きんか)の定碗(ていわん)」の代表作である。金箔は大部分が剥落しているが、その痕跡から当初の高貴な作風をしのぶことができる。朝鮮半島西海岸西部の都市海州(ヘチュ)の沖合にある龍媒島(リョンメド)の高麗古墳より出土したと伝えられる。
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