重要文化財寒江独釣図かんこうどくちょうず

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  • (指定名称)絹本淡彩寒江独釣図
  • 伝馬遠筆 (ばえん)
  • 1幅
  • 絹本墨画淡彩
  • 26.7×50.6
  • 南宋時代・13世紀
  • 東京国立博物館
  • TA-140

 小舟に乗る釣人を広漠とした寒江の中に描く本図は,余白のもつ効果を最大限に生かした馬遠派の傑作といわれる。しかし,舟のやや上方のあたりで絹つぎがあり本来はもっと大画面の作品であった可能性もある。南宋の寧宗妃恭聖皇后の所居である坤寧殿に由来する「辛未坤寧秘玩」印がある。

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