国宝元暦校本万葉集 巻第一(古河本)げんりゃくこうほんまんようしゅう ふるかわぼん

元暦校本万葉集

1

元暦校本万葉集

2

元暦校本万葉集

3

元暦校本万葉集

4

元暦校本万葉集

5

元暦校本万葉集

6

元暦校本万葉集

7

元暦校本万葉集

8

元暦校本万葉集

9

元暦校本万葉集

10

元暦校本万葉集

11

元暦校本万葉集

12

元暦校本万葉集

13

元暦校本万葉集

14

元暦校本万葉集

15

元暦校本万葉集

16

元暦校本万葉集

17

元暦校本万葉集

18

元暦校本万葉集

19

元暦校本万葉集

20

元暦校本万葉集

21

元暦校本万葉集

22

元暦校本万葉集

23

元暦校本万葉集

24

元暦校本万葉集

25

元暦校本万葉集

26

画像を保存する

image 全画面表示
  • 彩箋墨書
  • 25.0×17.0
  • 平安時代・11世紀
  • 東京国立博物館

 平安時代の『万葉集』書写本のうち、「桂本」「藍紙本」「金沢本」「天治本」とともに「五大万葉集」と呼ばれる。「元暦校本」というのは、巻第20に元暦元年(1184)に校合(きょうごう)したという奥書があることによる。これらの中でもっとも歌の数が多いこと、能書による寄合書(よりあいがき)になることなどから、特に重要視される写本である。
 紫と藍の飛雲(とびくも)をすき込んだ鳥の子紙に淡墨の罫線を引き、万葉仮名と仮名とで書かれる。巻第一は、「三跡」(さんせき)の1人で和様の書を完成した藤原行成(ふじわらのゆきなり)の筆として伝来したが、書風からそれより下る平安時代後期の筆跡と考えられる。 
 もと伊勢松阪の中川浄宇(なかがわじょうう)の所蔵であったが、有栖川宮家を経て、高松宮家に6冊、桑名藩松平家、老中水野忠邦を経て古河家に14冊がそれぞれ分かれて伝来した。

部分一覧

読み込み中