重要文化財銅戈 福岡県春日市小倉出土どうか ふくおかけんかすがしおぐらしゅつど

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  • 福岡県春日市
  • 25口
  • 青銅
  • 長36.9~40.4㎝
  • 弥生時代
  • 京都国立博物館
  • J甲425

福岡県春日市紅葉ヶ丘西三丁目の小倉新池遺跡(紅葉ヶ丘遺跡)からは合計27口もの銅戈が出土した。しかしながら宅地造成工事中の発見でありその埋納状況が不明なのが惜しまれる。そのうち25口が京都国立博物館にあり、残り2口は地元に残る。銅戈の大半は中広形であり、1口だけが中細形(春日市保管)であった。中広形銅戈はいずれもよく似た形状をとっており、同じ鋳型や原型を用いて生産されたと考えられている。弥生時代の武器形祭器の一括埋納の好例である。

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