重要文化財続高僧伝巻第二十八ぞくこうそうでんまきだい28

画像を保存する

image 全画面表示
  • 1巻
  • 縦26.7cm 横751cm
  • 奈良時代・8世紀
  • 京都国立博物館
  • B甲54

光明皇后(701~60)が発願し、亡父藤原不比等・亡母橘夫人の追福等のため、更には自己の仏教信仰の信念を誓って、書写せしめた一切経の遺巻。実際には天平8年(738)より十年間余りにわたって書写が行われたが、一般に天平12年(740)五月一日という願文の日付より『五月一日経』と称する。書写の経緯やその筆致より奈良朝写経の精華とすべき写経である。

部分一覧

読み込み中