詳細検索
画像を保存する
IIIF Manifest
白化粧を施した白磁碗に金箔で雲鶴文、唐草文があらわされている。北宋時代に定窯(現在の河北省定州市)で生産された白磁碗である。金箔文様を施され、いわゆる「金花(きんか)の定碗(ていわん)」の代表作である。金箔は大部分が剥落しているが、その痕跡から当初の高貴な作風をしのぶことができる。朝鮮半島西海岸西部の都市海州(ヘチュ)の沖合にある龍媒島(リョンメド)の高麗古墳より出土したと伝えられる。
100887
0