重要文化財十一面観音龕じゅういちめんかんのんがん

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  • 1面
  • 石灰岩
  • 全高108.5全張29.8全奥13.8像高85.8
  • 唐時代・8世紀
  • 東京国立博物館
  • TC-719

宝慶寺石仏群は、中国唯一の女帝である武則天(則天武后)が長安城内に造営した光宅寺の七宝台に安置された。本像のような十一面観音立像龕と、阿弥陀如来、弥勒如来、降魔印を結ぶ如来などを中尊とする三尊形式をとる龕の2種、計30余点が現存する。長安3、4年(703、4)の年記をもつ作例があり、その頃の制作と考えられる。

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