重要文化財色絵牡丹図水指いろえぼたんずみずさし

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  • (指定名称)色絵牡丹図水指
  • 野々村仁清 (ののむらにんせい)
  • 1口
  • 高13.6口径15.6底径9.9
  • 江戸時代・17世紀
  • 東京国立博物館
  • G-303

棗形(なつめがた)の胴を明確に4面に区切る。その画面に牡丹の絵を描く。牡丹は赤で縁取った銀彩と金で縁取った赤彩としながら、葉は輪郭を取らずに緑彩のみで表わしている。華やかな色彩の中で仁清は伊万里が捨て去った銀彩を実に効果的に使う。この水指も牡丹、格子にある。そしてこの水指の見所のひとつである躍動感あふれる波濤を描くのも銀彩である。

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