重要文化財薙刀 銘備州長船景光 元享二年八月日なぎなた びしゅうおさふねかげみつ げんこうにねんはちがつにち

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  • (指定名称)薙刀 銘備州長船景光元享二年八月日
  • 長船景光 (おさふねかげみつ)
  • 1口
  • 刃長51.5 反り2.7
  • 鎌倉時代・元亨2年(1322)
  • 東京国立博物館
  • F-115

現存する鎌倉時代の薙刀は少ないが、備前国の刀工による作品は比較的多く知られている。この時代の薙刀は、太刀よりも身幅が広く先が張らず反りも少ないのが特徴である。景光は、備前国の長船(おさふね)派の刀工で、鎌倉時代末期に活躍した。この薙刀は、小板目肌の約(つ)んだ地鉄(じがね)に、乱映り(みだれうつり)が鮮明に立ち、刃文(はもん)は直刃(すぐは)調に小丁子刃(こちょうじば)を交え、刃中に逆(さか)がかった足がよく入るなど、景光の特色がよく示されている。

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