重要文化財金銅火焔宝珠形舎利容器こんどうかえんほうじゅがたしゃりようき

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  • 1基
  • 鎌倉時代・13世紀
  • 東京国立博物館
  • E-15502

基壇上に輪宝を乗せ、五鈷杵を立て、その上に銅製鍍銀の宝珠形舎利容器を円相内、蓮台上に奉安した特異な形式の舎利塔。金剛杵の上に仏舎利を安置するのは観法無量寿如来作法次第によるものといい、密教の観想のために用いられたところから密観宝珠形舎利塔と呼ばれる。同類の舎利塔の中でも、作技がすぐれ、形も雄大である。

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