重要文化財太刀 銘備中以下切たち めいびっちゅういかきれ

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  • (指定名称) 太刀〈銘備中以下切/〉
  • 1口
  • 鎌倉~南北朝時代・14世紀
  • 松井秀雄
  • 京都国立博物館
  • E甲569

岡山県中西部を流れる高梁川流域で活動していた刀鍛冶が備中鍛冶である。備中鍛冶のうち、現在の岡山県倉敷市の一部である青江の地に居住していた流派を青江派と呼ぶ。青江派は平安時代から室町時代にかけて名工を輩出しており、隣国の備前鍛冶と作風上の共通点も多い一方で、地鉄や映り、銘の切り方や年紀に青江派独特のものがある。
この作品は、長大な太刀を磨上げたため、銘文が「備中」までしか残っていないものの、その作風と完成度の高さから鎌倉~南北朝時代にかけての青江派の名工の手による作だと考えられる。杢目肌主体の地鉄と逆がかった大小さまざまな丁子乱れの刃文はこの時代の青江派の特徴をよく表している。福岡藩主黒田家に伝来した。

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