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1937年に京都市山科区の観修寺裏山にあたる大日廃寺から出土したもの。火葬骨を納めた骨壺である。肩のはらない球形の体部に短い直立した口縁をもつ。9世紀の緑釉壺として奇跡的にその形を保っている。胎土は精良で焼成は軟質である。産地は京都周辺か。おそらく身分の高い貴族か僧侶の遺骨を納めていたのであろう。
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