重要文化財金光明最勝王経註釈 巻第二・巻第四断簡(飯室切)のうち巻第二こんこうみょうさいしょうおうきょうちゅうしゃく まきだい2・まきだい4だんかん(いいむろぎれ)のうちまきだい2

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  • 1巻
  • 平安時代
  • 京都国立博物館
  • B甲994

東大寺の僧、明一(728~98)が諸説を加えて編纂した『金光明最勝王経』十巻の註釈書。これは、もと比叡山横川飯室別所に伝来したことから「飯室切」と呼ばれ、伝称筆者が嵯峨天皇とされる経切である。全体は、巻第二と第四の断簡が四点、合計百八行半からなっており、平安時代前期の加点本としても、重要な資料。

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