重要文化財園城寺境内古図おんじょうじけいだいこず

画像を保存する

image 全画面表示
  • 12幅
  • 桃山時代
  • 京都国立博物館
  • B甲873

もと円満院に伝わったもので、園城寺とその周辺の寺観を12の画面で表わしているが、元来は屏風仕立だったとみられる。向って右から北院・中院・南院が右隻、如意寺・三別所分が左隻に相当する。図柄は、園城寺所属の鎌倉時代末期の境内古図とほぼ同じことから、これに基づいて制作されたことがわかるが、樹木や金雲表現には近世の狩野派の特色が表われている。

部分一覧

読み込み中