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『和漢朗詠集』巻下の断簡。もと巻子装で、現存する断簡は数葉しかない。なかでも本幅は具引き地に雲母で牡丹唐草や獅子唐草を刷りだした唐紙に、ダイナミックな筆致が映える逸品である。また、「同日未刻染筆、申時終功 定信」という奥書があり、能筆として著名な藤原定信(1088~1158)の筆跡と知ることができる点で非常な重要な位置づけをもつ。なお、この奥書は後世の模写とみる向きもある。
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『和漢朗詠集』巻下の断簡。もと巻子装で、現存する断簡は数葉しかない。なかでも本幅は具引き地に雲母で牡丹唐草や獅子唐草を刷りだした唐紙に、ダイナミックな筆致が映える逸品である。また、「同日未刻染筆、申時終功 定信」という奥書があり、能筆として著名な藤原定信(1088~1158)の筆跡と知ることができる点で非常な重要な位置づけをもつ。なお、この奥書は後世の模写とみる向きもある。
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