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禅僧寂室元光(円応禅師)は約翁徳倹の法嗣で元応二(1320)年、入元し、帰国後の延文五(1360)年、近江の佐々木氏頼の帰依をうけ、臨済宗永源寺の開山となった。この消息は、京都の天龍寺にいた法兄の「華蔵院」に宛てたものと思われ、越前の斯波高経と対陣中であるという文意からして貞治五(1366)年のものと推定される。氏頼の手厚い外護について綿々とつづる。
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禅僧寂室元光(円応禅師)は約翁徳倹の法嗣で元応二(1320)年、入元し、帰国後の延文五(1360)年、近江の佐々木氏頼の帰依をうけ、臨済宗永源寺の開山となった。この消息は、京都の天龍寺にいた法兄の「華蔵院」に宛てたものと思われ、越前の斯波高経と対陣中であるという文意からして貞治五(1366)年のものと推定される。氏頼の手厚い外護について綿々とつづる。
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