重要文化財正親町天皇宸翰女房奉書(理性院宛)おおぎまちてんのうしんかんにょうぼうほうしょ(りしょういんあて)

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  • 正親町天皇 (おおぎまちてんのう)
  • 1幅
  • 紙本墨書
  • 縦31.0cm 横90.4cm
  • 桃山時代・16世紀
  • 京都国立博物館
  • B甲318

正親町天皇(1517~93)が天正5年8月、荒廃していた近江正法寺(滋賀県大津市)の再興にあたり、諸国から奉加を募るべきことを醍醐寺理性院の堯助に命じた消息。同寺は西国三十三所観音霊場の第十二番札所として古くより貴賤の信仰を集め、また「ちよくくわん所」とあるように勅願寺でもあった。旧軸にある表 具師・富永頼母の墨書によれば、宝暦3年(1753)2月に表装が施され、翌月には同寺本尊たる千手観音の開帳にさいして諸人に公開された。

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