重要文化財伏見天皇宸翰願文ふしみてんのうしんかんがんもん

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  • 伏見天皇 (ふしみてんのう)
  • 1巻
  • 紙本墨書
  • 縦34.5cm 長650.0cm
  • 鎌倉時代・14世紀
  • 京都国立博物館
  • B甲315

正和2年2月、伏見天皇(1265~1317)が子の後伏見天皇と石清水八幡宮に参籠し、紺紙金字の最勝王経一部十巻を書写・奉納したときの願文。百十五行とかなりの長文で、随所に中国の故事が引用されている。天皇の学識の広さとともに、上代様を基調とした豊潤にして流麗な書風を余すところなく伝える名品である。

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