重要文化財太上業報因縁経(敦煌出土)たいじょうぎょうほういんねんきょう(とんこうしゅつど)

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  • 1巻
  • 縦25.5cm 横349.0cm
  • 唐時代
  • 京都国立博物館
  • B甲236

道教の経典の一つである『太上業報因縁経』全十巻のうちの一巻。奥書より、天宝十二年(753)白鶴観(道教の寺院の一つ)で玄宗皇帝の為に書写されたことが知られる。道教の経典も基本的には、仏教の経典と同じように書写されるのが一般的であり、本巻も一行七字一紙二十八行という唐時代の写経の規格に則って書写されている。末尾にペン書き風の墨書とチベット文字による墨書が見られる。

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