重要文化財観自在菩薩如意輪瑜伽法要 残巻かんじざいぼさつにょいりんゆがほうよう ざんかん

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  • 1巻
  • 縦28.3cm 横475.4cm
  • 奈良時代・11世紀
  • 京都国立博物館
  • B甲73

如意輪観音を本尊として罪障消滅のために行う如意輪法に関係する密教の儀軌。金剛智の翻訳になるが、不空も同じものを訳している。本巻は巻首部分を欠くが、大ぶりで和様化した端正な筆致から平安時代中期の書写と見られる。訓みのための点(訓点)の形式は比叡山系である。

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