重要文化財大般若経巻第五百二十二だいはんにゃきょうかんだい522

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  • 1巻
  • 縦25.3cm 横948.0cm
  • 奈良時代・8世紀
  • 京都国立博物館
  • B甲50

興福寺永恩具経といわれるものの一巻。貞永2年(1233)、興福寺の蔵司(ぞうす)永恩が、天平及び平安初期の書写大般若経を集めて一具としたところからこの名がある。朱句切点、朱声点、字音のみの墨筆の仮名点(鎌倉期)が施されている。本巻は、奥書より天平2年(730)に「右京七条二坊黄君満侶」なる者の書写にかかることがわかる。

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