重要文化財飲中八仙図いんちゅうはっせんず

画像を保存する

image 全画面表示
  • 海北友松 (かいほうゆうしょう)
  • 1隻
  • 紙本墨画
  • 縦149cm 横360cm
  • 桃山時代・17世紀
  • 京都国立博物館
  • A甲263

 唐の詩人杜甫の「飲中八仙歌」にちなんだ作品で、古来、わが国画人のよく好んだ画題である。いまは一隻が残って四人の酒仙が描かれているだけだが、本来は 向って右側に画面がつながって一双をなしていたもの。図中の款記から、本図は慶長7年(1602)10月3日、因幡国鹿野の城主である亀井茲矩の依頼に よって制作されたことが知られる。海北友松(1533~1615)の数少ない基準作例として貴重。

部分一覧

読み込み中