重要文化財紫地唐草文印金九条袈裟むらさきじからくさもんよういんきんくじょうけさ

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  • (指定名称)紫地唐草文印金九条袈裟
  • 1領
  • 羅地印金裏-平絹
  • 長231.5幅:右端101.5中央89.8左端92.0
  • 元時代・14世紀
  • 東京国立博物館
  • TI-421

裏裂を切りとって記された「相伝記」によると、南北朝時代に活躍した春屋妙葩の法衣と伝えられる。これが当時中国からもたらされた袈裟であったことは、田相部の特異な三本捩れの紗の地合、その上に押かれた引き締まった唐草文様の印金、また条葉の一部と縁に用いられた緙絲(綴)などが、いずれも中国・元代染織の特色を示していることによって明らかである。

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