重要文化財高燈台たかとうだい

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  • (指定名称)彩絵燈台
  • 1基
  • 木製漆塗彩色
  • 全高78.0台底径25.0
  • 鎌倉時代・13~14世紀
  • 東京国立博物館
  • N-92

台座・支柱・反射板の3部からなる燈台。反射板中央につけた鉄製の輪の上に、燈明皿を掛けて用いる。反射板表面は、光を反射させるため白く胡粉地に仕立て、3人の稚児(ちご)を描いている。巻物を広げて見るもの・筆をとるもの・うつ伏して眠るものという、3者3様に愛らしい姿である。夜間読み書きをする際必要な燈台に、居眠りをする人物という組み合わせの妙のためであろうか、「眠り燈台」の俗称がある。

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