重要文化財黒韋包金桐文糸巻太刀くろかわづつみきんきりもんいとまきのたち

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  • (指定名称)黒革包金桐文糸巻太刀拵
  • 1口
  • 総長102.7 柄長21.3 鞘長81.4 鐔5.9×5.8
  • 室町時代・15世紀
  • 東京国立博物館
  • F-19991

 韋包太刀(かわづつみのたち)は、南北朝時代から室町時代にかけて流行した。鞘は皺韋(しぼかわ)包の黒漆塗とし、鞘口から二の足の後ろまで紫糸で渡巻(わたりまき)としている。兜金(かぶとがね)、猿手(さるで)、鐔(つば)、足金物(あしかなもの)、石突(いしづき)、芝引金(しばひきがね)は、金着の魚々子地に桐文を高彫(たかぼり)であらわしている。さらに、縁(ふち)、目貫(めぬき)、大切羽(おおせっぱ)は金無垢で、目貫は二双の五三桐文、他は枝菊文を高彫としている。

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