重要文化財刀 無銘光忠かたな むめい みつただ

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  • (指定名称)刀 無銘光忠
  • 長船光忠 (おさふねみつただ)
  • 1口
  • 刃長66.6 反り2.4
  • 鎌倉時代・13世紀
  • 東京国立博物館
  • F-28

 この刀は、後世磨上(すりあ)げられて無銘となっているが、光忠と極められている。身幅が広い力強い太刀姿で、小板目肌の地鉄(じがね)には映りが鮮やかに立っている。刃文(はもん)は、丁子刃(ちょうじば)に蛙子丁子刃(かわずこちょうじば)が交じった華やかなもので、足や葉(よう)が入って金筋(きんすじ)がかかるなど刃中の働きに富んでいる。地鉄や刃文に光忠の特色がよく出ている。

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