重要文化財無名抄むみょうしょう

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  • (指定名称)無名抄
  • 1帖
  • 紙本墨書
  • 24.7×16.3
  • 鎌倉時代・14世紀
  • 東京国立博物館
  • B-3181

 「無名抄」は建暦2年(1212)頃、鴨長明によって書かれた歌論書である。その内容は約80段からなり、和歌の故実・解釈・語録などを記す。同時代の歌論書のなかでは、もっとも説話的・文学的傾向を帯びる。現在数種の系統の写本が知られるが、本書は鴨長明の著述年代に近いとされる最古写本である。
1949.02.18(昭和 24.02.18)指定。

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