重要文化財類聚歌合るいじゅううたあわせ

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  • (指定名称)天徳四年三月内裏歌合(二十巻)
  • 伝藤原忠家筆 (ふじわらのただいえ)
  • 1巻
  • 紙本墨書
  • 縦26.8 全長897.7
  • 平安時代・12世紀
  • 東京国立博物館
  • B-2948

天徳4年(960) 3月の内裏における歌合の記録を書いたこの1巻は、「二十巻本類聚歌合」一部(第一巻)を成すもので、元永から大治年間(1118-1131)のころの成立と考えられている。「本願寺本三十六人集」や「元暦校本万葉集」と同じく寄合書としても知られる。
筆跡は20余種に分かれるが、本作は第1種伝俊忠筆二条切に属するものとされる。平安時代後期の書風を伝える貴重な作品である。

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