重要文化財浜松図屏風はままつずびょうぶ

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  • (指定名称)紙本著色浜松図
  • 6曲1双
  • 紙本着色
  • 106.0×312.0
  • 室町時代・16世紀
  • 東京国立博物館
  • A-11533

 両端に若葉の柳と雪をかぶった槙を置き、前景は十数種の草花と六十数羽の小鳥を大きく描いて四季の移り変わりをみせる。浜松に囲まれる遠景には、網を引き塩を焼く漁夫や狩装束の武士の一団などが描き込まれており、伝統的なモチーフを取り込んだやまと絵の四季花鳥図とみなすこともできる。全体に雲母を引き、小さな金の切箔を雲は密に、地面はまばらに撒いて表すなど装飾性の高い画面となっている。

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