- (指定名称)松本米三郎の化粧坂少将実は造酒之進妹娘しのぶ図
- (江戸三座役者似顔絵 のうち)
- 東洲斎写楽筆 (とうしゅうさいしゃらく)
- 1枚
- 大判錦絵
- 江戸時代・寛政6年(1794)
- 東京国立博物館
- A-10569-482
本図は、寛政6年5月桐座上演の「敵討乗合話」に取材した作品。
「敵討乗合話」は、「碁太平記白石噺」の中の宮城野・しのぶの仇討ちと「敵討巌流島」を混交させた狂言で、志賀大七に父松下造酒之進を殺されたしのぶと姉の宮城野が、山谷の肴屋五郎兵衛の助けにより仇討ちを遂げるという筋書きである。貧しさゆえに廓に売られ遊女となった松下造酒之進の娘しのぶを演じる松本米三郎。
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