重要文化財旧大仙院方丈障壁画きゅうだいせんいんほうじょうしょうへきが

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  • 伝狩野元信筆 (かのうもとのぶ)
  • 室町時代・16世紀
  • 東京国立博物館
  • A-288~A-294

 当館所蔵の旧大仙院方丈障壁画24幅(祖師図など)は、もと京都・大徳寺(だいとくじ)の子院(しいん)、大仙院の障壁画の一部である。現状は掛幅装(かけふくそう)であるが、当初は襖絵(ふすまえ)や壁貼付絵(かべはりつきえ)であった。
 大仙院は名僧、古嶽宗亘(こがくそうこう)(1465~1548)が永正10年(1513)に隠居所として建てた塔頭(たっちゅう)である。現存する禅院方丈(ほうじょう)としては、京都の東福寺龍吟庵(とうふくじりょうぎんあん)についで古い遺構である。将軍や天皇という有力者の帰依もあり、古嶽は方丈の障壁画制作に、相阿弥(そうあみ)や狩野元信(かのうもとのぶ)という当代随一の画家を起用している。その障壁画の主要部分のほとんどが現存し、当館の24幅の外に、四季山水図16幅(相阿弥筆 室中<しっちゅう>)、四季花鳥図8幅(狩野元信筆 檀那<だんな>の間)、四季耕作図8幅(伝狩野之信<かのうゆきのぶ>筆 礼<らい>の間)がある。

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