国宝松椿蒔絵手箱内容品 その他まつつばきまきえてばこないようひん そのほか

画像を保存する

image 全画面表示
  • 室町時代
  • 京都国立博物館
  • I甲68-22

 松椿蒔絵手箱(I甲68-19)の中に納められた化粧道具一式。銀製鍍金(ときん)の容器3対は、長方形が歯黒箱、正方形が白粉(おしろい)箱、円形が薫物(たきもの)箱である。いずれも手箱同様の松椿の意匠が線刻されている。ほかに化粧品を溶くための白磁製小皿1枚と銀製菊花形皿3枚、銀製の歯黒筆2本、眉作(まゆつくり)2本、鋏(はさみ)1挺、鑷(けぬき)1本、髪掻2本、耳掻1本、解櫛1枚などの化粧用具、また櫛を掃除するための銀製櫛払(くしはらい)1本が納められている。付属の椿双鶴鏡(I甲68-20)については別項を参照されたい。

部分一覧

読み込み中