国宝衾 黄地浮線綾丸文唐織物ふすま きじふせんりょうまるいもんからおりもの

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  • 長233.5cm 巾85.0cm
  • 室町時代
  • 京都国立博物館
  • I甲68-8

 これは唐織物(からおりもの)と呼ばれる織物で作られている。唐織物という呼称は、いかにも中国風な織物を思わせるが、平安時代に中国から入ってきた中国の織物が公家社会で受け入れられ、次第に和風化したものである。この衾に見られる浮線綾(ふせんりょう)と呼ばれる丸文も唐花の文様が変化したものといわれている。

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