石帯は公家男子の正装である束帯(そくたい)に締める帯である。石帯はその字のごとく石の飾りが付いた革製の帯で、これには斑犀(はんさい)の巡方(ずんぽう:四角い石飾り)4個と丸鞆(まるとも:丸い石飾り)3個が残っている。斑犀帯は通常四位・五位の用いるところであった。石帯の袋は鶴丸文の錦でできており、補強と装飾を兼ねた組紐(くみひも)の上差しが施されている。
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石帯は公家男子の正装である束帯(そくたい)に締める帯である。石帯はその字のごとく石の飾りが付いた革製の帯で、これには斑犀(はんさい)の巡方(ずんぽう:四角い石飾り)4個と丸鞆(まるとも:丸い石飾り)3個が残っている。斑犀帯は通常四位・五位の用いるところであった。石帯の袋は鶴丸文の錦でできており、補強と装飾を兼ねた組紐(くみひも)の上差しが施されている。
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