重要文化財三鈷寺文書のうち 山城国紀伊郡司解文

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  • 縦29.2cm 横47.4cm
  • 11世紀
  • 京都国立博物館

三鈷寺は京都市西京区大原野にある浄土宗西山派の寺院。同寺の文書は多くが明治時代に寺外に出、京都大学・東京大学などに分蔵されるが、本文書はその中でも年代の古い最もまとまったもの。紙背の継目裏花押の状態が、この文書がある時期に分割されたものであることを物語る。寺領たる山城国紀伊郡石原庄ならびに乙訓郡富坂庄などの伝領関係文書、10通からなる。平安時代における庄園の成立や経営の実状を明らかにするうえで重要な史料。

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