重要文化財伎楽面 金剛ぎがくめん こんごう

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  • (指定名称)木造伎楽面(法隆寺献納)
  • (伎楽面 のうち)
  • 31面
  • クスノキ製彩色
  • 33.9×22.8
  • 飛鳥時代・7世紀
  • 東京国立博物館
  • N-212

金剛は後記する力士と共に二王とか仁王と総称されるものであり、要するに力強い勇士を意味する。鋭い眼、額に浮いた太い血管、強く張った顎など、たしかに勇猛な面貌であり、樟材で頭上の髻まで一木で作られている。口の周り、顎に点々とみられる小孔は毛を植えた跡である。

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