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IIIF Manifest
指表(さしおもて)は鎬造(しのぎづくり)、指裏(さしうら)は切刃造(きりはづくり)であることから、「切刃貞宗」と称された刀である。刃文(はもん)は丁子刃(ちょうじば)や尖(とが)り刃(ば)の交じった乱刃(みだれば)である。相模国の貞宗は正宗の実子とも養子とも伝えられる鎌倉時代末期から南北朝時代前期の刀工である。豊臣秀吉、前田利家などへと移り、元禄10年(1697)に紀州徳川家から将軍家へと献上された。
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