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『老子道徳経』は道家の祖老子の著と伝わるが、実際は漢代初期に道家の思想をまとめたものである。『老子』とも 『道徳経』ともいう。本書は上冊の「道経」、下冊の「徳経」の2編からなり、代表的なテキストである「河上公注老子」の完存本である。下冊の奥書により応安6年(1373) 9月に書写されたことがわかる。 『老子道徳経』は、『荘子』と並んで「老荘思想」として統合され、日本思想史上に大きな影響を与えた。 1964.01.28(昭和39.01.28)指定。
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