- (指定名称)紙本淡彩松巒古寺図
- 田能村竹田筆 (たのむらちくでん)
- 1幅
- 紙本墨画淡彩
- 135.2×30.3
- 江戸時代・天保4年(1833)
- 東京国立博物館
- A-12098
田能村竹田(1777~1835)は豊後(大分県)岡藩の儒者であったが、藩政への不満から辞職し、詩画三昧(ざんまい)の世界に余生を送った。この作品は頼山陽(らいさんよう)および青木木米との親交を裏付けるもの。山陽の求めで描き、上京の際に持参したが、すでに山陽が没して数ヵ月を経ていたため、木米に贈ったことが、賛に記されている。
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