貞宗は通称を彦四郎といい、相模国(神奈川県)鎌倉の刀工正宗の実子あるいは養子といわれ、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した。作風は正宗に似ているが、正宗より整っていておだやかである。
刃文は乱れ刃で、茎(なかご)に亀甲菊花文の彫物(ほりもの)があるため、「亀甲貞宗」と称される。
元禄11年(1698)、尾張徳川家から将軍綱吉に献上された。
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貞宗は通称を彦四郎といい、相模国(神奈川県)鎌倉の刀工正宗の実子あるいは養子といわれ、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した。作風は正宗に似ているが、正宗より整っていておだやかである。
刃文は乱れ刃で、茎(なかご)に亀甲菊花文の彫物(ほりもの)があるため、「亀甲貞宗」と称される。
元禄11年(1698)、尾張徳川家から将軍綱吉に献上された。
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