「秋萩帖」第2紙以下の紙背文書である。『淮南子(えなんじ)』(全21篇)は、中国・前漢時代の淮南王(わいなんおう)劉安が編纂した思想書で、「鴻烈」はこの書の美称である。唐時代の写本で、端正な楷書で書写されている。本来、第2紙以下の「秋萩帖」は、『淮南子』の写本の紙背に書かれたものである。各紙の継ぎ目に伏見天皇の花押(かおう)があり、その遺愛の品であったことが知られる。
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「秋萩帖」第2紙以下の紙背文書である。『淮南子(えなんじ)』(全21篇)は、中国・前漢時代の淮南王(わいなんおう)劉安が編纂した思想書で、「鴻烈」はこの書の美称である。唐時代の写本で、端正な楷書で書写されている。本来、第2紙以下の「秋萩帖」は、『淮南子』の写本の紙背に書かれたものである。各紙の継ぎ目に伏見天皇の花押(かおう)があり、その遺愛の品であったことが知られる。
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