詳細検索
画像を保存する
IIIF Manifest
師子児とはその名のごとく童児であり、伎楽の行列の最初に登場する獅子の手繩をとる童子である。後頭部は材でつくられ、白下地彩色を施しているが、額は群青、唇に朱が塗られている。頭頂には円い銅板を釘止めし、その下に褐色の毛が押えられている。いまは大分短くなっているが、恐らく唐子(からこ)風の髪になっていたものかと思われる。
100769
1
0