重要文化財伎楽面 師子児ぎがくめん ししこ

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  • (指定名称)木造伎楽面(法隆寺献納)
  • (伎楽面 のうち)
  • 31面
  • クスノキ製彩色
  • 26.8×19.1
  • 飛鳥時代・7世紀
  • 東京国立博物館
  • N-208

師子児とはその名のごとく童児であり、伎楽の行列の最初に登場する獅子の手繩をとる童子である。後頭部は材でつくられ、白下地彩色を施しているが、額は群青、唇に朱が塗られている。頭頂には円い銅板を釘止めし、その下に褐色の毛が押えられている。いまは大分短くなっているが、恐らく唐子(からこ)風の髪になっていたものかと思われる。

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