重要文化財三代目瀬川菊之丞の田辺文蔵妻おしづさんだいめせがわきくのじょう たなべぶんぞうのつま

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  • (指定名称)瀬川菊之丞の田辺文蔵妻おしづ図
  • (江戸三座役者似顔絵 のうち)
  • 東洲斎写楽筆 (とうしゅうさいしゃらく)
  • 1枚
  • 大判錦絵
  • 江戸時代・寛政6年(1794)
  • 東京国立博物館
  • A-10569-487

本図は、寛政6年5月都座上演の「花菖蒲文禄曽我」に取材した作品。
「花菖蒲文禄曽我」は、元禄14年(1701)に実際に起こった、幼い兄弟が父と兄の仇を28年を経て伊勢国亀山城下で討ち取った「亀山の仇討ち」をもとに脚色された。父を殺し秘伝の巻物を奪った藤川水右衛門を三兄弟が敵と狙うが、長兄の源蔵は逆に返り討ちに遭ってしまう。幼い二人の兄弟源之丞・半二郎が亀山城主桃井家の家老大岸蔵人の助けをかりて28年後に敵の水衛門を討ち取るという筋書きである。

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