『大唐西域記』十二巻は、玄奘が渡天十六年間に歴遊したインド・西域の百十余個国と伝聞の二十八個国を見聞した地誌で、仏教の情勢や仏寺仏跡の現状のほかに、地理・風俗・伝説・産業・政治などにわたる詳細な報告書でもある。この写本には、康和4年(1102)四月三日書了の奥書があり、きわめて古い時代の西域配の写本である。
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『大唐西域記』十二巻は、玄奘が渡天十六年間に歴遊したインド・西域の百十余個国と伝聞の二十八個国を見聞した地誌で、仏教の情勢や仏寺仏跡の現状のほかに、地理・風俗・伝説・産業・政治などにわたる詳細な報告書でもある。この写本には、康和4年(1102)四月三日書了の奥書があり、きわめて古い時代の西域配の写本である。
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