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彫像としては他に遺例がない四天王眷属像で、これらと一具の像が静嘉堂文庫とMOA美術館に分蔵される。台座裏面の銘文から、文永4年(1267)に大仏師康円(こうえん)が造立したことが知られ、もと奈良・天理市に所在した内山永久寺(うちやまえいきゅうじ)にあったことも推定できる。
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