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- (指定名称)杖形碧玉製品
- 伝三重県出土
- 1個
- 碧玉製
- 長28.7
- 古墳時代・4世紀
- 東京国立博物館
- J-38402
- 宮本須美子氏寄贈
碧玉製で全体は5つに分けて作られており、それらを鉄芯で繋げている。頭部は左右に分かれ、若干反り上がる形状をなす。下端は石突状に膨らみをもっている。玉杖形石製品は古墳時代前期に特有の副葬品であり、本例もおそらく前期、すなわち4世紀ころの古墳副葬品であったと思われるが出土状況などは不明である。碧玉部分の研磨も滑らかに仕上げられており、全体像を知ることができる貴重な資料である。
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