重要文化財大和国奈良市富雄町丸山古墳出土品やまとのくにならしとみおちょうまるやまこふんしゅつどひん

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  • 奈良県生駒市
  • 1括
  • 石製 青銅
  • 古墳時代・4世紀
  • 京都国立博物館
  • J甲274

 富雄丸山古墳は奈良市大和田町丸山に所在する古墳時代前期後半頃の円墳である。その墳丘径は86m、高10mにもおよび、円墳としては日本最大級の規模を誇っている。埋葬主体は粘土槨であり、その内部からは農具や工具となる鉄製品や筒形銅器などが発掘調査によって出土した。また古く三角縁神獣鏡数面や現在京都国立博物館が所蔵する石製品や青銅製品などが出土したとされる。大和北部の古墳時代前期を考えるうえで重要な古墳のひとつである。出土した石製品には考古学的に重要なものが多い。

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